はじめまして。
穏やかな未来を一緒に考えるカウンセラー碧葉奈央佳です。
当カウンセリングルームにお越しいただきありがとうございます。
◆初めての挫折
人生は順調に進んでいました。
2人の子供にも恵まれました。
それは何の前触れもなく、やってきました。
ある朝の事でした。
いつものように目覚ましがなり、起きてくるはずの長男が
起きてきません。
行こうとする気持ちはあるのに、体が重いと。。
それでも夕方になると、元気になります。外にも出れます。
朝になると、また同じように起きられない状態が続く毎日でした。
◆長男が不登校に
朝になると、頭が痛い、フラフラする、起きれない、キツイ、辛いを繰り返す息子。
起きれる時間は決まって、13時か13時半でした。
土日になると、サッカー練習試合や試合があり、その時だけは、少し早めの11時頃。
それでも、試合開始には間に合わないし、他のメンバーに迷惑かけると焦る息子。
そんな息子を見ていると、何とも言えない気持ちになりました。
どうにかしないと〜と焦りが出てきました。
これはただ事ではないよね…不安がよぎりました。
◆精神科の話に違和感を感じました
どうにかしないと…の焦りから、病院から病院へ
その紹介された病院では、精神安定剤が処方されました。
それを飲むと更に症状が悪化。本当にこの薬は合っているのか不安になりました。
紹介された相談室にも、何軒か夫婦で話を聞きに行ったりしました。
夫は普段私任せの子育てでしたが、その時ばかりは、違っていました。
とても心配して、仕事関係の人達に、色々と聞いて調べては、相談できる所を見つけてきました。
それでも言われる事は、規則正しい生活ができる環境作りをしてくださいと。。
こんな生活してたら、どんどんダメになりますよ。
勉強もしたくなくなりますよ。
違う...私の求めているものは、そんな事じゃない。違和感を感じてしまいました。
◆カウンセラーという存在に気がつかなかったのです
その頃の私の中では、ネットでカウンセラーと繋がるなんて、考えた事もなく
ただ話を聞いてもらう場所を求めていました。
◆お世話になった小児科医に起立性調節障害と言われ
小さい頃から熱を出す度通っていた小児科。
その先生は、いつも優しくて包み込むような温かい先生。
ちょっと話聞いてもらえないかな…そんな気持ちもあり受診しました。
そこで初めて起立性調節障害という言葉を聞きました。
「体が大事だからね、学校なんて大丈夫!元気になってから考えればいいよ」
なんとホッとするひと言だったでしょう。
◆突きつけられる現実
とはいうものの、現実問題、高校は単位を取れないと大変なところ。
定期試験も受けれず、授業も受けられない。このままでは単位落として留年に。。何度も学校に呼ばれてしまいます。
テストが受けられないと、単位取れません。
朝起きれないから、
徹夜して、試験を受ける息子。
そこまでしないといけないの?
私の中でモヤモヤが続き、もうどこに相談していいのかわからない状態でした。
◆夫婦間の考えの違い
せっかく入った高校なんだから、どうにか試験受けて、留年しないようにしないと!が夫の考え。
その考えにも、違和感...ショックでした。
イライラや焦りが募っていきます。
今出来る事はないのか。元気になれる事が1番なんだけどなあ。
◆ある先生との出会い
藁にも縋る思いで、ある学校を訪ねる事になりました。通信制コースがある学校です。その学校の先生は、とても温かくて、私の不安な気持ちを一気に吹き飛ばしてくれるかのような対応でした。
優しくて面白くて、みるみる元気になれる、そんな先生。
こんな素敵な先生の元で学べたらいいなぁ。。
「お願い!ここの学校に行かせてほしい!!」
夫には賛成してもらえず、半ば強行突破でした。
◆新たな場所で
新しい学校に通うようになってから、みるみるうちに、元気になっていき、
持ち前の明るさが出てきたように感じました。
やる気も出てきて、学校の生徒会長も勤め上げました。
◆勉強への姿勢
高校受験でさえ、全然勉強しない子だったのに、ここにきてから、机に向かうようにもなりました。
そして行きたくてたまらなかった大学に晴れて合格しました。
ここまでくると、夫がやっと息子の事を認め始め…
あいつは凄い。頑張ったな。
心を癒してくださる素敵な先生に出会えた事により、病気が治るどころか、こんなにも変わっていくのか、とてもびっくりでした。
そして私にも変化が…
先生にはなれないにしても、心を癒す事の大切さを目の当たりにし、私も学んでいきたいと思った瞬間でした。
◆私の場合は、たまたま運が良かったのかもしれません
のちに心理学を本格的に学んで、母性父性のワーク、安心自信を育てるワークを通して、答え合わせができました。
私のやってきた事は、理にかなっていたんだという事がわかるようになっていきました。
やきもきしたけど、これを早めに知っていたら、やきもきする必要がなかったと思っています。
同じような悩みをお持ちのお母さんには、私のように遠まわりしてほしくありません。
私は今、自己肯定感が上がるワーク、穏やかな未来を切り開くワークを手に入れて、現在カウンセラーを提供しています。
◆新たな思い
途方に暮れたあの頃、救いの手を求め続けたあの頃。。
私のような思いを抱えて悩んでいるお母さんたちに寄り添いたいと思ってます。
子供も辛いけど、それ以上にお母さんたちの心が心配です。
一番辛くて頑張ってるお母さんたちへ、少しでも心軽くなりますように。。